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危険な秘伝のタレ
2011年11月14日
すがぬまです。
みなさん「秘伝のタレ状態」ってどういう意味か分かりますか?
食品を提供する老舗のお店があり、そこで使っているタレが、創業当初から同じ容器にずっとつぎ足しながら使っているというのを、グルメ番組で取り上げられることがあります。
長年使い込んだカメに、門外不出の製法で作ったタレを自慢気に注ぎながら、インタビューに答えるご主人のシーンをイメージできる方もいらっしゃると思います。
あれをご覧になった方の意見は2種類あるでしょう。
肯定される方は、なるほど職人さんのこだわりが感じられますね、といったところでしょうか。
そして否定される方は、えぇっ、そんなタレ使って大丈夫なの?というご意見だと思います。
私は後者の方で、やはり人間が口に入れるもののため、衛生面での不安があります。
そしてそんな場面を放送したら、後日保健所の職員がやってきて行政指導されるんじゃないかなと思うのですが、実際に指導されたら頑固そうなご主人はタレの保存方法を果たして見直してくれるんでしょうか?
私の意見が少々歯切れが悪いのは、世の中には発酵させて作る食品なんかがあるため、どこまでがセーフなのか知識が乏しくて判断できないからです。
味噌や醤油を作っているところを見てしまうと、上述の秘伝のタレも害悪を与える雑菌などが検出されなければOKなのかもしれません。
「なれずし」という発酵させたお寿司を紹介している番組もありました。
発酵が進んだ”上モノ”になると全くごはんの原型を留めておらず、マヨネーズ状になっていて、これがまた通にはたまらないそうです。
非常に勇気がいる食べ物です。
万が一変な状態になっていたら、その危険度は命に関わるような気がしてしまいます。
さて、私達の身の回りにも「秘伝のタレ状態」のものが存在します。
ご家庭で麦茶を作っている方は、その容器が該当する場合があります。
天ぷら油を継ぎ足している容器も同様の可能性があります。
食品以外では、中身を詰め替えているシャンプーの容器、あるいはコンタクトレンズの保存液がそうかもしれません。
先日、シャンプーの詰め替え容器は、たまには洗浄して乾燥させないと雑菌が繁殖するという記述を見たので、少し気になっています。
我が家の詰め替え容器は購入後、一度も洗った記憶はなく、ひょっとするとばい菌の温床になっているかもしれません。
次に中身を詰め替える際に覚えていれば、一度洗って乾燥させたいと思います。
シャンプーよりも直接口に入れる麦茶や目に入れるコンタクトの保存液の方が重要なので、今のものを使い切った際、しっかり洗って乾燥させるつもりです。
皆さんも今一度、身の回りのものをチェックなさってはいかがでしょうか。
それでは、また。
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