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塩分摂り過ぎの日本人
2011年09月07日
すがぬまです。
日本食ってカロリー控えめでいいですよね。
でも残念ながら世の中には、日本食は世界の中でも最も健康的な食事だと盲信してしまっている人もいます。
低カロリーである一方、以外に塩分が高いことはご存知でしょうか。
梅干しやタクアンなどの漬物類、干物や鮭の切り身など、日本食で塩辛いものはすぐに思い浮かぶと思います。
さらに日本食に欠かせない代表的な調味料として醤油があります。
醤油なんてのは黒い塩水でもあるわけで、血圧の高い人、動脈硬化のおそれがある人には大変危険な調味料です。
寿司にも結構塩分が含まれていて、それに醤油をつけて食べると1日に必要な塩分量に一気に到達してしまいます。
このため醤油の代わりにレモン汁をつけて寿司を食べる方もいて、スーパーで売られているのを見かけます。
薄味なので塩分が高いことに気づかないものもあります。
某スナック菓子メーカのWebページでは、以下の説明があります。
ゆでうどん1玉に含まれる塩分は、ポテトチップス1袋の塩分と同じ
焼きちくわ1本に含まれる塩分は、ポテトチップス2袋の塩分と同じ
大変興味深いデータです。
これはスナック菓子のメーカーが安心させるために、一般的な日本食の食材を例に挙げて塩分の高さを低く見せようとしているのですが、逆に考えると、日本食でこんなに隠れた高塩分の食材があるという説明になります。
夏場は塩分が不足しがちと言われますが、それでも炎天下で働く肉体労働者やスポーツ選手以外は、努めて塩分補給をする必要があるのでしょうか?
1日に必要な塩分量は6g程度と言われているのに対し、平均的な日本人は11gも摂っているそうです。
必要量の倍近い塩分を摂っているのなら、一般人がそこそこ汗をかいたぐらいでも依然として摂り過ぎのように思えます。
健康は大切ですからできるだけ薄味を心がけ、塩を使う場面でも香辛料で代替できないか検討することをお勧めします。
そして日本食に関する正しい知識を持ち、良い面・悪い面を考えることが大切です。
日本が長寿大国なのは日本食が健康にいいからと結論づける人がいますが、保険制度や高度な医療サービスを受けられているという理由も大きいはずなので。
それでは、また。
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